リンパ浮腫は手足がむくむ病気の一つです。乳がん、子宮がん、卵巣がん、悪性黒色腫などの治療のあとに、リンパ液の流れが悪くなることによって発生します。また、生まれつきの病気や、原因がはっきりとわからないでリンパ浮腫を生じる方もいらっしゃいます。
リンパのうっ滞(鬱滞、うったい)によって、手足が太くなるだけでなく、だるさや熱感を感じることが多く、蜂窩織炎(ほうかしきえん)という感染を起こしてしまうこともあります。これは、リンパ節を含めた、リンパ管系がうまく機能しないことによって生じています。リンパ浮腫の初期症状は、はっきりと手足が太くなるよりも前に、張りや痛み、だるさなどとして感じられることが多くあります。
症状が出現する時期には個人差があり、がんの治療後すぐに発症する方もいますが、何年も経ってから発症する方もいます。しかし、詳しい画像検査をすると、多くの患者さんはがん治療後一年以内に、すでにリンパの流れには変化が生じていることが報告されています[4]
[5]。
医療法人社団マイクロ会 銀座リプロ外科では、リンパ浮腫をはじめとする女性の疾患の診察を行っています。リンパ浮腫の手術(リンパ管静脈吻合術・LVA)は非常に高度かつ熟練した技術を有する手術で、スーパーマイクロサージャリーの領域(超微小外科)で、0.5mm以下の血管やリンパ管をつなぎ合わせる技術を持つ医師のみができる手術です。
当院では、長年に渡りリンパ管静脈吻合術(LVA)を行っている高い技術を持った外科医が手術を担当いたします。
【専門】
マイクロサージャリー、リンパ浮腫、顔面神経麻痺の外科的治療
【資格】
日本形成外科学会専門医
日本形成外科学会 再建・マイクロサージャリー分野指導医
日本顔面神経学会 評議員
【資格】
日本形成外科学会専門医
日本リンパ浮腫学会評議員
日本リンパ浮腫治療学会評議員
日本形成外科学会小児形成外科分野指導医
Plastic and Reconstructive Surgery Global Open Editorial Board
【専門】
形成外科一般
リンパ浮腫
マイクロサージャリー
【資格】
日本形成外科学会専門医
日本抗加齢医学会専門医
World Society of Reconstructive Microsurgery Active member

リンパ浮腫 (むくみ) は、乳がんや子宮がん、卵巣がんなどの手術・放射線治療後の合併症により起こります。このリンパ浮腫は手術で治療できます。銀座一丁目駅徒歩2分【銀座リプロ外科】は最先端の機器を備え、高度な外科手術を得意とする医師による手術を行っています。
発症してしまったリンパ浮腫をすぐに完治させるのは困難ですが、早期から治療を続けることで症状を和らげることが可能です。
リンパ浮腫の治療方法には「保存的治療」と「外科的治療(手術療法)」があります。保存的治療とは、外科的な治療をせずに行う治療です。症状の改善や緩和を目的としています。
外科的治療の効果を高めるためにも、まずは保存的治療にしっかりと取り組むことが大切です。ここでは銀座リプロ外科が推奨する、独自の方法を含めた保存的治療を4つご紹介します。
リンパドレナージとは、リンパ浮腫におけるマッサージ技術です。ドレナージは「排液」という意味があり、むくみの原因であるリンパ液を、皮下から健康なリンパ管へ流します。
リンパ浮腫の中でも多く見られる、がん治療後の「二次性リンパ浮腫」は、そけい部やわきの下を切除する(リンパ郭清)ことでリンパの流れが滞ることが原因と言われています。そのためそけい部やわきの下部分のリンパの流れを整えると、症状の改善が見込まれます。
用手的リンパドレナージは、医療リンパドレナージセラピストの資格を持つ専門家が実施します。手や足の先端から心臓に向かって施術するのが基本です。手術の前にお受けいただくことができます。(連携施設のセラピストが当院で施術します。費用については実費を直接お支払いただきます)
※ 「銀座リプロ式リンパドレナージ」とは?
当院で推奨しているオリジナルの方法です。
「銀座リプロ式リンパドレナージ」はセルフでも行えるリンパドレナージです。やり方さえ覚えれば自宅で実施できるので、通院する必要はありません。テレビを見たり音楽を聴いたりしながら、気軽に行えます。
「銀座リプロ式リンパドレナージ」は、以下の3つの要素があります。
1.適切な弾性着衣(必要であればオーダーメイドのものを使用)での圧迫
2.手または足の適切な挙上
3.心地よい振動による運動効果
初診の際にサイズ測定や弾性着衣の確認を行い、「銀座リプロ式リンパドレナージ」を体験いただきます。その後は自宅で、ご自身で取り組むことが可能です。
弾性包帯(バンテージ)または弾性着衣(医療用のストッキングやスリーブ)で圧迫し、むくみの発生を抑える方法です。リンパドレナージによって改善されたむくみ症状に対して、良い状態を維持するために行います。
近年はさまざまな種類の着衣が販売されていますが、体に合わないもので圧迫すると、逆に悪化する可能性があるのが注意点です。銀座リプロ外科では医療メーカー機器の協力により、患者さまの身体や症状、生活スタイルに適した弾性ストッキングをご案内いたします。
専用の機械で着圧を測り一つ一つ仕上げるので、完全オーダーメイドです。そのため体の一部に負担がかかりにくく、痛みやしびれを生じにくいでしょう。
銀座リプロ外科がご提供する弾性ストッキングは、医師の指示書があれば3割負担(上限あり)でお買い求めいただけます。
弾性着衣で患肢を圧迫した状態で筋肉を使う運動をすることで、リンパ管の動きが活発になり、リンパ液の流れが良くなります。
一般的に、毎日5000歩以上の歩行が推奨されています。足首やひざの曲げ伸ばしや、腕を握る・緩めるなどの気軽にできる運動も効果的です。
スキンケアは、皮膚の清潔と保湿を維持して、良い状態の皮膚を保つために行います。使用するのは、保湿クリームや軟膏などの塗り薬です。
銀座リプロ外科では、入浴後などに吸収のよい保湿剤を塗布するのをおすすめしています。
むくんだ皮膚はダメージを受けやすく、乾燥や傷から雑菌が入りこんで、炎症や蜂窩織炎(ほうかしきえん)を引き起こしやすくなります。
蜂窩織炎とは、皮膚や皮下脂肪に細菌が感染し、赤く腫れあがって傷む症状です。
炎症や蜂窩織炎は、リンパ浮腫の悪化を招きかねないので、日頃からスキンケアを怠らないことが大切です。
発症してしまったリンパ浮腫をすぐに完治させるのは困難ですが、早期から治療を続けることで症状を和らげることが可能です。
リンパ浮腫の治療方法には「保存的治療」と「外科的治療(手術療法)」があります。保存的治療とは、外科的な治療をせずに行う治療です。症状の改善や緩和を目的としています。
外科的治療の効果を高めるためにも、まずは保存的治療にしっかりと取り組むことが大切です。ここでは銀座リプロ外科が推奨する、独自の方法を含めた保存的治療を4つご紹介します。
体重が増えすぎると、リンパ管がリンパ液をスムーズに運べなくなり、リンパ浮腫の悪化につながりかねません。太りすぎないように、日頃から食生活に気を付けましょう。
運動不足も体重増加の原因になります。また、筋肉を用いる運動を行うと、筋肉のポンプ機能の働きにより、静脈の血液が心臓へ戻る動きをサポートします。
このことは、リンパ液の流れの改善にも役立つため、日頃から運動習慣をもつことが大切です。
リンパ浮腫を発症すると免疫機能が低下しやすく、皮膚から細菌が入り込んで感染や炎症を引き起こし、さらに悪化する可能性があります。
そのため患部は清潔に保たなければなりません。具体的には、以下のことに気を付けましょう。
・皮膚を傷つけない
・土いじりや、刺激の強い洗剤を使うときは手袋をする
・カイロやホットカーペットなどによる低温やけどに注意する
・直射日光を避け、日焼け止めや日傘で日焼け対策をする
・水虫にならないよう清潔に保ち、湿気を避ける
上記のほか、長時間の立ちっぱなしや座りっぱなし、正座などもリンパの流れが悪くなる原因です。
また、長風呂やサウナなどで血行がよくなると、逆にリンパ管に負担がかかり、むくみが悪化する可能性があります。

リンパルームは、リンパ浮腫のお悩みを専門家に相談できる場です。
リンパ浮腫を改善するには、弾性着衣の装着や運動、セルフで行うリンパドレナージ、スキンケアなど日頃のメンテナンスが欠かせません。
また、上記で解説したように日常生活上のさまざまな注意点があります。
リンパルームでは、お手持ちの弾性ストッキングの状態確認や履き方のご指導をはじめ、患者様が抱えているお悩みのサポートを行っております。ぜひご相談ください。
なお、リンパルームは完全予約制で、5,500円(税込み)の利用料金がかかります。
c 2019 Association of Microsurgery, Ginza Reproductive Surgery.